3巻の話

on the edge blues 3
B5・オフ・92ページ
2006.4.9.発行(印刷：くりえい社)
収録
run rabbit junk
some other time
ルフラン
Non je ne regrette rien
MEMORY

run rabbit junk
心の中の第1話。仁ちゃん大暴れで警察署ぶっ壊れて大騒ぎ。
警察がアウトローをどう扱っているか、という話。

some other time
仁が普通に仕事をしてる話。
交友関係と言うか、色々な立場の人との繋がりを描いた話。

ルフラン
仁に対する伊織の想い。期待と諦めの繰り返し。

Non je ne regrette rien
本気で時間を共にしたから、フラれても後悔はしない。そういう話。

MEMORY
仁の誕生日の話。
忘れられない記憶の話。

技術が伴って、やっぱりけじめをつけたくて、ようやく描いた「run rabbit junk」です。
仕切り直しの意味でフルカラーをやめ特殊紙にスミ刷りにしたところ、友人の評判が良かった。
私にはべったりスミ刷りが合ってるみたいだなあと自覚しました。
以前は「はっきり印刷されるのがいい」というだけの理由でくりえい社を使っていましたが、どうやら潜在的に自分にあった印刷屋を選んでいたようです。

run rabbit junkを描けたせいもあって、ストーリーをどんどん消化して行ってる感じがあります。
それで調子に乗って92ページになってしまいました。
自分に求めるレベルもどんどん高くなってます。
でもまだまだ。
それでも1巻を描いてる頃のような、妙な焦りやはやりはなくなりました。
試行錯誤しながらも、迷わずに描き続けていける。
やっとそういう心持ちになった記念作です。